経穴の場所は人によって違います。
そしてその位置を表わす方法が「肘関節から10cmです」となると体の大きい人や小さい人がいるので、なかなか目的とする経穴を探すことはできません。

そこで骨格を基準として個人の寸度を定めたものが骨度法となります。
人体のある点からある点までの長さをひとつの単位として定め、それを何分割、または何倍かすることにより尺寸を決める方法です。

ちなみに尺貫法の寸法とは違います。
尺貫法では1寸は 3.03cm です。