寒邪(かんじゃ)

寒は陰性の邪気であるため、陽気を損傷しやすい。

寒が人体に進入すると陽気は相対的に衰えるため、体内の陰陽の調和が崩れます。

寒は気血を渋滞させ、痛みを引き起こします。

体内に寒が入ると陽気を損傷するため、体を温める作用、気血津液を順調に運行させることができなくなります。そのため経脈内の気血が滞るため経脈の流注部位に痛みを生じます。

寒は収縮、収斂の作用をもちます

体内に寒が侵入すると、体内の気は収斂するため経脈や筋肉は収縮し、引きつれが起こります。寒邪が皮毛を犯すと毛穴が閉じるため無汗となり、発熱、悪寒といった症状を引き起こします。

寒は臓腑を直接犯すこともあります。

寒邪が脾胃など臓腑を直接犯すこともあり、お腹の冷えや痛み、嘔吐、下痢といった症状が現われます。

自然界以外の寒邪

風の邪気と同じく人工的な原因により人体へ進入してくることもあります。夏場の冷房の効きすぎなどはその典型であったりもします。